【体験談】子連れの引っ越しってこんなに大変!?~転校・子供への伝え方・引越し業者手配等~

子育ての記録

我が家はこの春引越しをしました。
私自身引越しは何度も経験していますが、小学生の子を連れての引っ越しは初めて。
かなり離れた県外への引っ越し。
不安だらけの引っ越しでしたがようやく落ち着いてきたので、今までの経過を体験談として残したいと思います。

引越し前の状況

引越す前の我が家の状況はこんな感じでした↓

都道府県:県は伏せますが47都道府県の中でもかなり田舎の方でのんびりした土地柄。

住まい:賃貸アパート

夫:転職が決まる

母(私):専業主婦

長男:小学3年生(引っ越し後は4年生)
のんびりした小学校でのびのびと育つ。
学校大好き!お友達大好き!毎日誰かのお家へ遊びに行くか、誰かが我が家へ遊びに来るか。

次男:幼稚園年長(引っ越し後は1年生)
幼稚園と並行して週3日療育へも通う日々。
支援学級か普通学級か、就学前相談を予約中。

発達障害のある次男の将来や私のことを考えて、私の地元へ夫が転職してくれることとなり、引越しが決定しました。
地元とい言っても私も13歳までしか住んでいない土地なので、あまり詳しくはありませんが、両親が住んでいて、困ったときに助けてもらえる、そして将来的に介護をするのも苦じゃない距離への引っ越しとなりました。
しかし困ったことに、転職の採用が正式に決定するのは2月頃。
一応秋頃仮採用にはなったのですが落ち着かない(*_*)
仕事も学校も4月から始まるわけで・・・ドタバタの引っ越しとなります。

子供達への伝え方・伝えるタイミング

子供達へ引っ越しのことをどう伝えるか、いつ伝えるかを悩みました。
採用正式決定の2月を待っていたら、子供達は心づもりも出来ない内に転校・引越しとなってしまう。
お友達と沢山思い出を作りたいでしょうし、やはり早めに伝えることにしました。

そしてどう伝えるか。

夫

俺が子供達に謝るわ。特に長男は毎日楽しそうだから悲しむだろうな・・・。

私

いやいや、謝ったら『引越し=悲しいこと』って思っちゃうよ!
あなたは何も悪くないし。

夫は私のために転職までしてくれたのに、夫に謝らせるのは絶対に違う!
そして子供達に『引越しは悲しいことなんだ、よくないことなんだ』なんて思ってほしくありませんでした。
もちろんお別れは寂しいでしょうし、不安はあって当たり前。
その気持ちには寄りそう必要があります。
そこで次のように説明することにしました。

・なるべく明るく。
・新しい土地での楽しいこと前向きなことを伝える。
・お別れはきっと寂しいけど、引越しまでに沢山思い出をつくろうと提案する。
・子供達の悲しさ、寂しさ、不安な気持ちは否定せず寄りそう。
・あまり構えすぎないように、家族そろった食事中に伝える。
私

あのね、今度の春に〇〇県へ引っ越すことになりました!

次男はまだあまり理解できておらず「お~!」と言って拍手👏
長男は少し驚いた後に「えっ、じゃあ学校も転校?」と不安そな顔で尋ねてきました。

私

うん、寂しいよね。でも引越したら大好きなじぃじ・ばぁばに頻繁に会えるよ!

それを聞いて次男は大喜び(笑)
次男はじぃじ大好きっ子なのです。
まだお別れなどが想像できないのもあるでしょうし、次男はタイミングよく卒園の時期なので、引っ越さなくても園のお友達とは学校が違う予定でした。
長男も「それは嬉しい!!」と笑顔になり、少し安心しました。
「お友達に引越すこと伝えていい?引越しまでに沢山遊ばなきゃ!」と言うので、「うん、沢山思い出つくろうね。」と返しました。
心配なのは長男は親にまで気をつかう優しい子だということです。
本当は寂しいと思うので、その気持ちは我慢しなくて良いんだよとは伝えました。

次の日長男は本当にクラス中に伝えたようで、多くの親御さんから私のもとへも連絡が来ました。
みんな「引越しまで沢山遊ぼうぜ!」と言ってくれたようで、本当に恵まれた環境だったなと改めて実感。
長男が最初からこんなにお友達と遊べる子だったわけではなく、3年間かけてゆっくり築いたお友達関係なので私も内心引越しに関して罪悪感が凄かったです。
でもそう思っているのを表に出すと子供達は心配しますし、優しい夫が傷ついてしまうかもしれない。
何より私のわがままの引越しなのでずっと明るく努めました。

 

新住所決定と引越し業者手配

次に困ったのは家。
我が家は賃貸生活、引越してもとりあえず賃貸になるわけで・・・引越しを春休みにするとしたら、その直前に契約しないと、住んでいないのに家賃が発生することになります。
あまり早くに家を探しても、契約したい時期にはもうその物件は埋まっているかもしれない。
しかも住所が決まらないとすすめられない手続きが沢山あります。

私

直前まで家が決まらないなんて、気持ちが落ち着きません。

そして家が決まらないと学校も決まらない!!
それは困るので、せめて希望の学区を絞っておきました。

そしてお次は引越し業者さんの手配。

今までの経験上おおまかな住所さえ決まっていれば引越し予定日をおさえることが出来ました。
しかし昨今の人手不足や3月は1年で一番引越す人が多い時期なので、大手引越し業者さんは物件名・部屋番号まで決定していないと予約は不可能と言われてしまいました(;゚Д゚)

私

家賃が発生するから契約は早くて2月末・・・その頃はもう引越し業者の予約は埋まっている!

これは緊急事態!
でも家計に余裕はありません、住んでいないのに2ヵ月分も余計に家賃は払えない。
そこで今までお願いしてきた業者ではなく、初めての地元の業者さんに相談。
なんとそこなら〇〇県××市くらいのおおまかな住所で予約がとれるとのこと!
すぐさま見積もりをお願いしました。
すると今度は引越し日問題発生。
出来ることなら、次男の卒園式を終えて長男の終業式以降の春休み(3月末~4月始め)に引越したい。
しかし当たり前ですが、その期間は1年で1番引越し料金が高い
引越しの距離が遠いですし、独身時代と違って家族4人分の荷物。
3月は全体的に高いですが、3月中旬と3月下旬では料金が驚くほど異なります。
子供達には本当に申し訳ないけれど、背に腹は代えられません( ;∀;)

結局日程は3月中旬。
次男は卒園式には出られず、長男も学期途中での引越しになります。

次男
次男

早くじぃじばぁばに会いたいからそれで良い!

 

長男
長男

3学期の最後は復習だけだし別に良いよ!

二人ともありがとう♡
本当に申し訳ないですが二人も了承してくれたので3月中旬に引越すことになりました。

 

学校&家選び

さてここからは1番大切な学校、そして家選びです。
市や教育委員会に電話して「どこの学校の雰囲気が良いですか?」なんてきいて答えていただけるわけありません。
正直小学生で荒れているかなんて学校というよりもその学年によるでしょうし、運のようなものです。
しかし中学が荒れているという口コミはネット上に新し情報もチラホラあったので念のため、その学区は避けました。
お子さんがいらっしゃる不動産屋さんも同じことをおっしゃっていたので信憑性は高いかなと。
まぁ長男が中学生になるのはまだ先なので、その頃各中学校がどうなっているかは誰にもわかりませんが。
結局我が家が学校を選んだポイントは2つ↓

・転校生が多い地域
地元の子ばかりの地域は子供も私も馴染みにくい可能性があるので、転勤族が多く住む地域を選びました。

・支援学級や校内に通級教室がある学校
次男は引越し前の市で検査結果から支援学級には入れないと言われたため、普通学級に入る予定でしたが、環境次第でこの先どうなるかはわからないので、念のために支援学級自閉症クラスが設置されていて、且つ通級教室が校内にある学校を選びました。
中学の学区も然りです。

そして家はこの学区内にあり、払える範囲内の家賃の家に決定。
夫の職場にも然程遠くなく、次男が通えるように学区内でもなるべく学校から近い場所にしました。
家選びは、ネットでも出来ますが、なるべく実際に見てみたい。
家だけでなく学校までの道なども確認したかったため、新幹線で家族4人、家を選びに引越し先の不動産屋へ行き、その日に決定しました。

私

・予め条件を伝えて、ネットで探した見たい物件も全て不動産屋へ伝えておきましょう。
・1日で決めるなら、朝から予約を取った方が良いですね。

 

転校の手続き

①在学中の学校に伝える
引越しが決まった時点ですぐに伝えました。
以下のことも分かり次第伝えました。
・転校先の学校
・新住所
・最終登校日
・3学期の途中で引越しのため残りの日数は新しい学校に行くのか、それとも休んで4月から転校先の学校へ通うのか

②学校側から書類を受け取る
・転校先へ持って行く書類をうけとります。
・同時に転校先の学校でもおそらく引き続き必要になるものを教えてもらい、処分しないようにしました。

③役所へ転出届を出したら、教育委員会へ
・区域外就学届を提出
たとえ3月の残り1週間ほどを休むとしても、その期間現在の学校と転校先のどちらに籍をおいているかをはっきりさせるための書類です。
例えば家は引っ越すけれど、学校は終業式まで今までの学校へ通う場合など、本来の学区(引越し先)と異なる場所へ通う場合などに提出する必要があります。
我が家の場合、転校先で転校早々1週間休んでいるという扱いよりも、在学中の学校で最後の1週間はお休みという扱いの方が良かったため、引越し前の教育委員会へ提出しました。

④引越し前でも転校先の学校と教育委員会へ連絡を入れる
・引越し日といつから新しい学校に通うのかを連絡を入れます。
3学期の最後から通うよりも、みんなに覚えてもらいやすいように4月の新学期から通いたいと伝えました。
・次男の場合は入学前説明会にも参加できていないため、そのことも伝えます。
・就学前健診は教育委員会を通して引越し先に引き継がれるため、引越し前の場所で受けました。
・引越し後の学校訪問のアポ取りもこの時点で出来ました。

⑤引越し先の役所へ転入届提出
・転入届を出すと学事課へも行くように言われ、学事課で必要な書類に記入しました。

⑥転校先の学校訪問
・教頭先生より色々な説明があります。
学校の決まりや新しく必要になるもの、今までの学校のものでよいものを確認。
入学前説明会で配られた資料なども貰いました。

 

入学・転入の準備

 

次男は新1年生、必要な物を急いで揃えなくてはいけません。
物品購入日はとっくに過ぎているため、一つ一つ各業者へ問い合わせて、自分で買いに行かなくてはいけませんでした。
今までは私服登校、しかし引越し先は制服。
急いで制服のサイズ合わせ、購入手続き
体操服もかわりますし、靴の色まで指定!?
なぜ?私立じゃあるまいし(´Д`)
おさがりにする予定だった算数セットも教科書が違うので中身がぜんぜん異なります。
足りないものは買い足しました。
算数セットなんて一瞬しか使わないのに、なぜ学校の備品にしないのか・・・。

今までは個人登校でしたが、これからは登校班。
子供会も強制加入ってマジですか、令和ですよ(;゚Д゚)
私が子供の頃と比較すると保護者の負担がだいぶ減ったようですが・・・。
登校班まではわかっていましたが、役員のことや子供会のことは引越す前はなかなかわかりません。
そういったことを煩わしく感じる方は引越し前にどうにか調べることをおすすめします。

 

新生活スタート

登校ルートがわかった時点で特に次男は何度も登下校の練習をしました。
息は登校班でも帰りは1人ですから。
学校を休む期間はドリルで復習もしていました。
でも何よりも子供達は不安だと思うので、なるべく家族みんなで楽しく過ごしました

あっという間に新学期&入学式。
入学式についてはまた別に書こうと思いますが、長男は初日は少し静かに帰ってきました。
緊張して疲れたようです。
それでも2日目・3日目と「今日は〇〇君と話せた!」などと楽しそうに帰って来たので、一安心。
しかし私は知っています。
引越し時の車の中で長男が涙目になっていたことも、引越してからもお友達を思い出して静かに涙を流していたことも。
それなのに優しく親にまで気を使ってしまう長男は「寂しい」とか「帰りたい」なんて全く言ってきません。
だからこそ心配です。
これからもそっと見守っていきたいと思います。
夫も新しい職場で頑張っています。

私はベルマーク委員になりました。
今の時代に絶対あっていない、とても非効率な作業だと感じますが、流石にもう集めてはいないらしい。
そうだよね、せっかく持ってきてくれたベルマークを無駄にするのはダメだよね。
新しい学校では子供一人につき6年間で2回は役員をしなくてはいけないらしい。
既に引越し前の学校で1度経験しているのだから、どうにか1回で許してほしいという私の願いは叶うのか(*_*)
今後の子供達の様子も、またお知らせしたいと思います。

 

 

 

 

 

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